CRMエレメントフォームの表示法(ビュー)にはさまざまな種類があり、どのCRMエレメントフォームの表示法を、どの従業員/部署に適用するかを設定することができます。
たとえば、コールセンターがあるとします。コールセンターでは顧客の基本的な情報を収集しています。データが集まると、コールセンターの職員がリードを次のステータスへ移動させます。この場合、コールセンターの職員から見ると、リードのフォームは以下の画像(赤枠)のように表示されます。
次に、営業部門の職員がリードでの作業を開始します。たとえば顧客とのミーティングの日程を組んだり、製品のプレゼンテーション資料を作成するなどです。この際、リードのフォームは別のかたちで表示されます。
このように、それぞれの職員の業務に合わせてフォームの表示形式が変わります。どの情報をCRMエレメントフォームへ追加すればよいかが一目瞭然となり、作業がぐんと捗ります。
フォームの一般表示(コモンビュー)との違いは?
業務内容や役割に関わらず、従業員が共通のCRMエレメントフォームを使用して同じフィールドで作業を行う場合、フォームは一般表示(コモンビュー)がお勧めです。
いっぽう、従業員/部署ごとに表示形式を変えたほうが良いケースもあります。たとえば、販売過程(セールスプロセス)で異なる役割を持つ従業員たちが、同じディールのパイプラインで作業をする場合です。選択した従業員に特定の表示法を適用することで、誰がいつ何をすればよいかが明確になります。
新たなビュー(表示)を作成するには
Bitrix24管理者のみがCRMエレメントフォームの表示(ビュー)を作成/編集できます。
新たなビュー(表示)は、リード、ディール、連絡先、会社向けに作成することができます。CRMエレメントフォームの一番下で、現在のビュー(表示)をクリックし、新しいビュー(表示)を選択してください。
ビュー(表示)名を入力し、ビューを適用する従業員を選択し、保存をクリックしてください。
これで、作成したビュー(表示法)が選択した従業員へ表示されるようになります。
ビュー(表示)を編集または削除するには
CRMエレメントフォームの一番下で、現在のビュー(表示)をクリックし、ビューの編集/削除を選択してください。
使用可能なすべてのビュー(表示法)と、ビューを使用中のユーザーがリスト形式で表示されます。
使用可能なビュー(表示法)のリストは、リード、ディール、連絡先、会社ごとに異なります。たとえばディールフォームでは、ディールフォーム内で作成されたビュー(表示法)のみが表示されます。
ビュー(表示法)へ新たなユーザーを割り当てるには、+(プラス)ボタンをクリックしてください。また、ビューを選択し削除をクリックすると、ビューを削除することができます。