たとえば本社と複数の支店があり、すべてのオフィスでBitrix24CRMが使用されているとします。この場合、Bitrix24CRMを一度設定すれば、他のオフィスのCRMへその設定をインポート(転送)することができます。
設定されたBitrix24CRMをBitrix24アカウントへインポートする際、このアカウントのCRM内で次のパラメータは削除され、インポートされたものと置き換えられます:
- カスタムフィールド(インフォメーションブロックへバインドするタイプを除く)、CRMエレメントフォーム
- 設定、ディールパイプライン、リードステータス、ディールステージ
- 業務フロー、自動化ルールとトリガー
- アプリ
インポートプロセスでは既存のリードとディールは削除されます。インポートプロセスの開始前に、これらのデータをエクスポートしてください。
CRM設定を転送するには、転送したいCRMを開き、かんばんビュー(表示)の初期ステージで設定ボタンをクリックするか、または歯車ボタン>ソリューションプリセットの順にクリックしてください。
エクスポートをクリックし、エクスポートされたファイルをダウンロードしてください。
次に、他のBitrix24CRMを開き、歯車ボタン>インポート>続行の順にクリックし、エクスポートされたファイルをアップロードしてください。
CRM設定が正常にインポートされた旨が通知されると、設定されたBitrix24CRMが使えるようになります。