顧客をディールからサポートチームへ移動する際など、取引の段階の変化に応じてタスクの担当者(部署)が変更する際には、CRMエレメントで担当者を変更する必要があります。
担当者を指定できるCRMエレメントの種類
Bitrix24 CRMでは、リード、ディール、連絡先、見積、請求書、CRMウェブフォームでそれぞれ担当者を指定することができます。
担当者の変更は、指定のCRMエレメントや複数のCRMエレメントで行えます。複数のCRMエレメントはグループアクションで一括変更できます(グループアクションはCRMウェブフォームには適用されません)。
CRMエレメントの担当者を変更するには、該当のCRMエレメントの「編集」のアクセス許可が必要です。
グループアクションで担当者を変更する方法
誤ってグループアクションで大量のCRMエレメントの担当者を変更してしまった場合、この動作をキャンセルすることはできません。すべての変更は手作業で元に戻す必要がありますのでご注意ください。
変更したいCRMエレメントの項目で、画面の表示形式をリストビューへ切り替えてください。
変更したいエレメントを選択し、「グループアクションで担当者を割り当てる」を選択後、新しい担当者を指定して適用をクリックしてください。
指定のCRMエレメントの担当者を変更する方法
CRMエレメントを開くと、画面右側に担当者の項目があります。
担当者の項目へカーソルをホバーし、変更ボタンをクリックしてください。
新しい担当者を選択すると、変更が自動保存されます。
CRMウェブフォームの担当者を変更する方法
CRMフォームの項目を開き、変更したいCRMウェブフォームを選択し、編集をクリックしてください。
担当者の項目で変更ボタンをクリックし、新しい担当者を指定して変更を保存してください。
CRMエレメントの担当者が解雇された際に、新しい担当者を指定する方法
CRMエレメントの担当者が何らかの理由で解雇された際には、新しい担当者を指定する必要があります。
解雇されたユーザーはフィルターすることができなくなります。担当者の解雇後でも担当者を変更することはできますが、少々時間が掛かりますので、後任者は担当者の解雇前に指定することをお勧めいたします。詳細はCRMで担当者を変更する方法をご参照ください。
CRMエレメントの担当者が解雇された際に、新しい担当者を指定するには2つの方法があります。
一時的に再雇用する
これは最も簡単な方法です。Bitrix24では、従業員は完全削除されません。この特性を活かし、解雇された従業員をいつでも再雇用できます(これはあくまでもデータ上での再雇用です。該当従業員へ実際に通知等が送信されることはありませんのでご安心ください)。CRMエレメントで新しい担当者を選択した後に、一時的に再雇用した従業員の解雇(削除)作業を再度行ってください。
解雇(削除)済み従業員を再雇用するには、従業員の項目を開き、従業員のタブをクリック後、検索バーをクリックし、削除済みユーザー(解雇済み従業員)のフィルターを適用し、検索ボタンをクリックしてください。
ハンバーガーボタンをクリックし、雇用をクリックしてください。
検索バーを使ってCRMエレメントを検索する方法
解雇(削除)された従業員(ユーザー)をフィルターで選択することはできませんが、該当従業員の氏または名を検索バーに入力し、該当従業員に関連するエレメントを探すことはできます。
この作業を行うには、必要なCRMエレメントの表示形式をリストビューへ切り替えてください。
フィルターを空にし、解雇済み従業員(削除済みユーザー)の名前を入力すると、該当従業員が担当しているCRMエレメントが表示されます。