Bitrix24にインベントリ管理という機能が新登場しました。この記事では、インベントリ管理の機能と使い方を簡単にご紹介いたします。
インベントリ管理とは、在庫、受注、入庫、在庫の転送、償却など製品にまつわる業務を行う為のツールです。製品に関するすべての情報はドキュメント化され、システムに表示されます。従業員がオンラインで入力した情報を管理者がリアルタイムで把握し、プロセスを完全にコントロールすることで、業務の抜け漏れを防ぐとともに作業効率が向上する、たいへん画期的なツールです。
CRMまたはオンラインストアの項目で、インベントリのタブをクリックしてください。
次のぺージで、インベントリ管理を有効にするボタンをクリックしてください。
それでは、インベントリ管理の具体的な機能をみてまいりましょう。
システムが在庫状況を確認し、リセットを提案します。これにより、正確な在庫管理ができるようになります。
マーケットプレイ椅子から適切なアプリをインストールすると、他のシステムからBitrix24へデータ移行ができます。データを移行する際にはまず、インベントリ管理が有効になっているかどうかをご確認ください。
移行したデータは、インベントリ管理の項目にドキュメントとして、またはカタログに製品として追加されます。
在庫に関する情報を指定するには、インベントリドキュメントが便利です。システムに製品を入力すると、現在の残高と在庫を追加できます。
インベントリドキュメントには、3つのステータスがあります。
・ドラフト(保存済み、未処理のドキュメント)
・処理済み(保存/処理済みのドキュメントで、変更がシステムに追加されます)
・キャンセル(変更がシステムに追加されていないドキュメント)
ベンダーとの作業を管理する際に便利なのが、入庫機能です。
この項目では、製品数や配送日、ベンダーの名前に加えて、下記のように色々な詳細情報を記録・管理することができます。
・領収書の名前
・インベントリドキュメントの作成日
・インベントリドキュメント(印刷またはPDFファイル)
・在庫の注文日
・在庫の受取日
これは、製品販売用アカウントで受注を作成し、在庫数を確認できる機能です。在庫数を正確に把握することで、販売担当者は受注作業を迅速に行うことができます。
この機能を利用すると、必要な製品がどこにあるのかを把握し、時間を指定して倉庫間で配送できます。転送に関するドキュメントは「移行」の項目で追加ボタンをクリックすると作成できます。
この項目では、製品の紛失に関する処理を行うことができます。たとえば、配送中に製品が破損してしまったとします。その際には、その情報をシステムに入力すると、倉庫の在庫情報が更新されます。この機能を使うには、インベントリ管理の項目から「償却」を選択し、「追加」をクリックしてください。
インベントリ管理の機能は、Bitrix24 モバイルアプリでもご利用いただけます。モバイルアプリを使うと、ベンダーからの新製品の受け取りや、システム内での処理作業をいつでもどこでも行うことができ、たいへん便利です。
現在、モバイルアプリでは、入庫と在庫調整の機能がご利用可能です。
受注、転送、償却の作業を行う際には、デスクトップバージョンをご利用ください。