スクラムという開発手法を用いて、タスクを実行できる新たなセクションが登場しました。この項目を使うと、スクラムチームを迅速に構成することができます。
Bitrix24. スクラムは、新プランのユーザーのみ利用可能です。
作成できるスクラムチームの数は、プランによって異なります。
Free – 5 チーム
Basic – 5 チーム
Standard – 10 チーム
Professional – 20 チーム
スクラムは、タスクを実行する際のワークフローを構成する為の手段です。大規模なプロジェクトでも、小さなタスクに細分化して順序だてて実行することができます。
スクラムの特徴:
スクラムでは、タスクは通常2週間程の短期間に設定されます。この期間のことをスプリントといいます。
タスク、ウィッシュ、アイデア、フィードバックはスペシャルリストにまとめられます。これをバックログといいます。
タスク完了の条件を決定し、アイテムとしてチェックリストに追加します。タスクをクローズする前に、チェックリストにマークを入れて抜け漏れを防ぎます。
タスク&プロジェクトの項目からスクラムを選択し、作成ボタンをクリックします。
スクラムチームの名前と説明文を入力し、ビジュアルテーマとチームアイコンを選択します。
追加のパラメータのメニューで、プロジェクトの日時、スプリントの期間、担当者、タグを指定し、スクラムチームツールを選択します。
その後、プライバシーレベルを設定します。
メンバーをチームへ招待します。
スクラムには、次の立場があります。
・プロダクトオーナー
・スクラムマスター
・開発チーム
・担当者
設定が完了したら、次へ進むボタンをクリックします。これで、スクラムチームが作成されて、作業を開始できます。
スクラムでは、4種類のミーティングを行います。
・デイリースクラム(毎日のミーティング)
・スプリントプラン(新たなスプリントとタスクのまとめ)
・スプリントレビュー(スプリント後期に行う成果のデモ)
・スプリントレトロスペクティブ(過去の作業のふりかえり)
タスクボタンをクリックすると、チームメンバーはバックログにタスクを追加できます。どのタスクを実行するかは、チームリーダーのみが選択できます。
エピックを追加すると、タスクに関連するトピック、文章、目的が表示されます。
完成の定義(DOD/Difinition of Done)
スクラムアイテムのタブで開くをクリックすると、チェックリストを作成できます。
タイプの作成をクリックし、名前を入力しチェックリストを追加しましょう。
タスクの完成にこれらのアイテムを必須とするにチェックを入れると、チェックリストを完了せずにタスクを完了することができなくなります。
タスクを選択し、結果をチェックしたいリストを選択します。
タスクの完了前に、従業員はチェックリストにマークを入れる必要があります。
スプリントで実行したいタスクを選択したら、バックログの項目からタスクをドラッグし、名前と期間を指定します。
スクラムでは、タスクは締め切りではなく難易度によって評価されます。この評価のことをストーリーポイントといいます。
タスクの難易度を決めるのが難しい場合は、タスクの推定所要時間を参考にしましょう。
タスクの難易度が決まったら、スプリントを開始しましょう。
開始ボタンをクリックすると、ウィジェットが開きます。
アクティブスプリントの項目で業務をモニタリングできます。
タスクのバーンダウンチャートを使いましょう。このチャートは、完成されたタスクの量を示します。
青線はタスク完了の理想を表し、赤線は現状を表します。
垂直スケールは、スケジュールされたストーリーポイントの数を表します
水平スケールは、スプリント終了までの日数を表します
スプリントが完了すると、関連する全ての情報が表示されます。
未完タスクの移動先を選択してください。
スクラムの速度を見積もる際には、チームの速度チャートが役立ちます。スクラムアイテムボタンをクリックして、チームの速度を選択してください。
各スプリントで計画されたストーリーポイント数が青のバーで、実際に完了されたストーリーポイント数が赤のバーで表示されます。